外城田川河口の中洲(西浦)

2013.1.24 外側周回
2013.1.27 内側散策
2019.8.24 内側散策

宮川樫原新田・大洲はこちら





【2019/8/22】何だかアクセスが桁違いに増えたけど…
有難うございます。お礼に今日もう一度見てきました!
一緒に行きたい人は…おらんやろなぁ(笑)


外城田川の河口にある中洲は衛星写真で見ると、
興味深い地形をしています。
昔の朝日新聞の記事(2009.3.25)にも出たみたいで、
僕も行ってみることにしました。




有滝漁港近くの堤防から出発します。
満ち潮なのであまり着岸できる場所がありません。
大丈夫かな〜




案の定、濡れずに上陸できそうな場所がありません。
段取り悪っ!風が無くて暖かい、カヌー日和なんですけどね〜




島の東側は野鳥の森のようです。
カヌー一隻が近づくだけですごい数の鳥が飛んでいきます。
野鳥の会に怒られそう。




上陸可能地点がありました。
でもここで上がると、本当に野鳥の妨害をしてしまいそう。
もうちょっと探してみます。




たぶんカワウの巣。結構でかいです。
周りは鶏糞で真っ白。夏は匂いそう。




デルタ地帯の最下流部、河口寄りに水抜き穴があります。
ここから中へ入る予定ですが…




水門が付いていました〜残念!




仕方がないのでそのままぐるっと回り、
出発地点近くのスロープから上陸してみました。
潮が引いてないと、上陸難しいですね〜
ただ濡れたくないだけなんですが。




上陸はしたものの、堤防の内側はこんな感じ。
すでにズボンはひっつき虫がびっしり。
この中へ入れる程、私はマニア度が高くはありません…
スタートが遅かったので、日を改める事にしました。




【2013/1/27】大潮の干潮前に再挑戦。
水門前で上陸し、カヌーを引っ張って内側に行きます。
小屋の跡と小さいボートがありました。
ボートも最近は使ってなさそう。




カヌーを降ろして再出発です。
水門は二重になってるようで、内側は開いています。




水門の周りには網で囲いがしてありました。
昔は何か養殖してたんですかね。
それにしても浅っ!水深10センチ位しかありません。




島の奥を望みます。さあ、どこから回ろうかな…
しかし底すりまくり。しかも、大潮で既に潮が引き始めてるので、
うかうかしてると帰れなくなってしまう!




隅々まで見ることはできない事がわかりました。
浅すぎて限られた所までしか進めません。
でも迷路のようになった地形はよく分かります。




わずかですが、石で護岸がしてあります。
開拓の最中だったってことですかね。
それにしてもこの木、水路へはみ出しています。




夏はマングローブ林みたいな光景になるんでしょうか。
気根は無いけど。気になります。
ジャングルクルーズできるかも。




小さい水路は既に干上がっているので入れません。




一番奥まで来れました。
東側(鳥いっぱい方面)に鴨がたくさんいました。
小さい子カモも群れています。
石が積んでありましたこれってウナギ漁ですよね?




一番奥まで来ましたが、開拓の痕跡は
肥え壺位であんまり見つけられませんでした。
上陸しないとわからないかな〜…
奥の方が、(若干ですが)水深深くて水が透明です。
魚は泳いでないですね〜注意力が足らないだけかも。




再度水門まで戻り、北側の水路を探検します。
入口に石が積んでありましたが、ここが浅い!
底を突いて進みます。




こちらもこれ以上、進む事ができません。
この向うにも大きな池があるはずなんですが…
上陸すればいいだけなんですが、
意地でも泥を入れない水を入れない(笑)




何か小屋の跡があります。
すっかり鶏糞まみれになっています。

無事、船に乗ったまま水門まで帰る事ができました。
この水深は常時なんですかね?次回は満潮時に来たいですが、
そうなると水門付近で外からの上陸が難易度上がるし。。。
久しぶりに非日常の景色を見させてもらいました。
ここの景色、日本じゃないレベルではないけど…三重県ではないな(笑)

*   *   *



【2019/8/24】
夏の景色も気になっていたので、見てきました。
今日は干潮を少し過ぎた時刻を狙いますが、浅くて島に近づけない!
底を擦って島に近づくと、今度は牡蠣がビッシリ。ほんとに上陸が難しいな。



上陸すると案の定草ぼうぼう、陸上の探索は不可能です。
水門内側へは下りられるので、そこから今日はじゃぶじゃぶ歩くつもりでしたが、
明らかに水が多い!干潮なのになぜ??
仕方がないので前回同様再びカヌーに乗ります。



相変わらず内側の水門は開きっぱ、汚い水が淀んでいます。
何かが腐ったニオイがする…
クモの巣も絡まってくるのでささっとスタートします。



前回見たボートはそのまま朽ちていました。小屋は見つけられず。
そもそも前来た時から6年間で、この島に何人来てるんだ?
痕跡を探しましたが、最近人が来たらしいものは見つけられませんでした。



水門近くの杭はそのまま残っています。
今日は左から回ろうかな。雨がパラパラしてきたけど、もうちょい降らないで!



漕ぎ始めると、やはり植物の茂りっぷりに驚きます。
水面に張り出していた木は、ハマボウですね。
黄色の花がちょくちょく咲いています。蕾もいっぱい。
陸は見たことない位のジャングルっぷり。



水面も浅い場所は葦が出ていて視界がききません。
今日の水深は15〜30p位かな。場所によって砂地もヘドロもあり、
ニオイがきつい場所もあります。
前回は魚は確認できませんでしたが、今回は小魚がピョンピョン飛んでいます。
鴨など野鳥はサギなどの数種類になっています。



肥壺がひっくり返っています。



護岸が無い場所にはカニの巣穴が。
突然、水面を走る何かが去っていきました。
犬か猫?狸?…まだ飛べない幼鳥?なんだろ??



あちこち見ているうちに、一番奥まで来ました。
今回はウナギ漁の石積みは確認できませんでした。
今日は小さい通路にも水がありますが…ちょっと入りたくない(笑)



一番奥から水門方面に戻ります。
途中、前回行けなかった隣の池への水路を発見。
狭いけど、今日は行けそう。チャレンジしてみます。
パドルが使えず木を掴んで進みますが、雨だれがボタボタ落ちてビショ濡れ…



水路を抜け、隣の池に出ました。
広いやん!



護岸の石垣が綺麗です。



奥まで来ましたが、もうちょい頑張れそう。
入ってみます。



狭っ!
でももう濡れているので怖いものなし。
ジャングルクルーズを満喫します。



通路を抜けると次の池に出ました。
ここにも杭が等間隔で出ています。
ここも養殖池だったんでしょうか?
一通り見て、スタート地点に戻ります。



水門まで戻り、今度は北側の池を見に行きます。
前回一番浅くて難儀した場所は余裕で通過できました。
それにしても何でこんなに水深あるんだろ?



前回行けなかった奥の池への通路に近づくと、
大きなサギが数羽飛び出してきました。もしかして巣がある?
ちょっと今回は近づかないでおきました。
まあ次回の(あるのか?)楽しみにしておきます。



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